アスパラガス日記

アスパラガスは根を育てるもの。明日に向けて自分の根を育てていく今日でありたい。今考えていることをブログに。

「君の名は。」を見たのですが、正直私には響かなかったです・・・

f:id:asparadiary:20160908123730j:plain

今話題の映画「君の名は。」を昨日私も見に行きました!

www.kiminona.com

 

テレビや雑誌でとてもおもしろいという情報を聞いていて、そんなに良いなら見てみたいなぁと感じていたところ、ちょうど友達から「今ひま?君の名は。見に行かない?」と誘われたので、「いいよ!」と速攻で返事をし見に行くことになりました。

 

私は本当は、映画館があまり好きではないんですよね。心配性の私は「途中でトイレに行きたくなったらどうしよう」と不安に感じてしまったり、そもそも1回の映画に1800円も払うのが単純にもったいなく感じて、年に1回行くか行かないかって感じだったりします。

 

しかしながら、これも同じ友達に誘われたのですが、前回『心が叫びたがってるんだ。』という映画(アニメ)をしぶしぶ見たとき、想像以上に自分の中で響きに響きまくって、この『君の名は。』という映画も同じアニメだからということで、もしかしたら自分の中に響くのではないかとかなり楽しみにしていました。

 

 

映画館に入ると、平日の割にたくさんの人がいました。若い人、おじさん、おばさん、結構幅広い年齢層の方がいらっしゃってびっくりしました。さすが話題な映画だけはあるなと感じながら、私も自分の席に向かいます。

 

 

座って10分ほど経って、室内が暗くなり、本編が始まります。

 

 

最初に思ったのは、映像はすごくキレイ!そして、音楽も良い!!ということでした。今のアニメ技術はここまで進んでいるのかと衝撃を受けるほどキレイで、映像が透き通って透き通りすぎているなと思うくらい、美しさに魅了されました。そして、音楽も良かったです。映像に凄くあっていて周波数ぴったりという感じのシンクロ度でした。

 

これだけ映像と音楽もいいのだから、話の内容も相当良いに違いないと思って期待していました。事前の予告などで、男の子と女の子が入れ替わる話と聞いていたので、正直なところ結末がある程度予測できるような気がしていたのですが、それほど面白くないのではと感じていた部分がありました。しかし、それにもかかわらず評価が良いということで、これはとんでもない結末を描いているに違いないと最後の展開を期待していました。

 

この手の話というのは、だいたい入れ替わったと気づいた最初はその事実に驚き、入れ替わることで振る舞いが変わってくるので、周りにも驚かれる。でも入れ替わった生活を続けていくことで、互いの性格が影響し合い今までなかった生活が営まれるという感じのものが多いと思います。よくあるのは対称的な元気の良い子とおとなしい子の入れかわりですかね。

 

 

そういう話がよくありがちな展開だと思っていたので、ネタバレをするつもりはありませんが、正直なところ驚きがそれほど多くはなかったです。想定の範囲内だった話なのかなというのが私の感じた一番のところです。

 

 

悪く言えば、映像がキレイだからぎりぎり見続けられる程度なのかなと感じました。

 

 

そう感じた理由は、話にどんでん返しがなかったからと言う理由もありますが、やはり世界観に入り込めなかったというのが一番なのかなと感じております。

 

 

アニメということで実写ではないので、現実世界にはありえないことを描けるというところが良い所だという考え方があるのはすごくよくわかるのですが、今回の映画はアニメにもかかわらず現実世界に近い描写だったため、話の内容と映像の表現が離れすぎていたと感じるのです。

 

せっかくあそこまで現実より現実に近いと思わせるような絵だったならば、話の内容ももっと現実に近い内容にした方が良かったのではないかと考えるのです。誰かと入れかわるという体験が現実にあるかといえば、絶対にないことですよね。現実世界では絶対にないことだからおもしろくないかといえば、そんなことはまったくなく、例えば「デスノート」や「千と千尋の神隠し」などいった話でも私はとてもおもしろいと感じています。これらは世界感が現実には絶対にありえないけれども、自分だったらその状況でどう行動するのか?という問いを想像できるからです。

 

だとするならば今回の「君の名は。」はなぜおもしろいと私は感じなかったか?

 

それはメッセージ性を感じ取れなかったからだと感じています。物語を見た後は、その中のメッセージから自分の生活に当てはめて色々考えると思うのですが、今回私には何にもそういう部分がなかったです。登場人物の誰にも投影できなった、これがおもしろくなかった原因なのかなと思います。状況も壮大過ぎたのかなと思うのです。自分の選択で変わる状況がAパターンとBパターンしかないみたいな感じで、アニメ的にヒーローが世界を救うAパターンをただ見させられただけのような気がしました。

 

 

う~ん。

まあ、良くなかった感想ばかりならび立てすぎても、あまり良くないと思うのでそろそろ終わろうと思います。

 

 

やっぱり私は『心が叫びたがってるんだ。』が一番好きだなと改めて感じました。

 

 

 追記20170407

君の名は。」が響く人というのは、一言でいえば自分が異性を意識できる人かそうでない人かが境界のような気がします。

男の子が女の子を意識し、女の子が男の子を意識するストーリーですから、そういうわけです。

したがって、現実世界の中でそういうことを意識できない人は、この映画に上の空状態になるだろうし、夫婦関係が冷めきっていて年もそれなりいってしまった主婦などはおそらく楽しめないと思います。

この映画を楽しめるは、異性を意識できる若い人たちか、結構後も仲良しでいる夫婦のどちらかではないのかなと考えました。

 

この作品があれだけはやったことを考えると、異性を意識できる人たちが自分が想像するよりたくさんいるのではないかと考えました。

 

なんか羨ましいです。