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アスパラガス日記

アスパラガスは根を育てるもの。明日に向けて自分の根を育てていく今日でありたい。今考えていることをブログに。

吉田沙保里選手の銀メダルについて、逆に良かったのではないかと思う今日この頃。

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今更ながらリオオリンピックについて思うことです。

レスリングで吉田沙保里選手が4連覇の期待があるなか銀メダルに終わった今大会。吉田選手は涙を流し、世の人も残念に思った人が多かったのではないかと感じます。

 

負けたあの日から時間が経ち、今の吉田選手がどう感じているかは、以下のニュースで知ることができます。

www.yomiuri.co.jp

 

記事の中では、

女子53キロ級で4連覇を逃し、銀メダルだった吉田沙保里(フリー)は、「こういう表彰式で、メダルを取る取らないとか、金・銀・銅で(扱いが)違う。負けた人の気持ちが分かり、いい経験になった」と話した。

吉田沙保里「負けた人の気持ち分かった」 : リオ五輪(オリンピック) : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 と書かれており、「負けた人の気持ちが分かった」というのは吉田選手にとっては、失礼かもしれませんが必要なことだったのではないかと考えるのです。

 

吉田選手といえば少なくともオリンピックでも3連覇しておられるぐらいですから、長年の競技人生の中で、負けた回数が非常に少ないかと思います。

 

それだけすばらしい選手であるので、今後指導者として本格的に活躍する機会があるはずです。もうすでに、後輩の育成に力を入れていたかもしれませんが。

 

指導者となったとき、必ずしも吉田選手のように連勝連勝で勝ち進むことのできる教え子ばかりではないと思います。そんなときに、負けた選手にどう声をかけるかは指導者として真価を問われる部分でないかと私は思うのです。

 

ずっと1位ばかりだった成績の指導者に教えてもらうことは、それはそれで良いことだと思うのですが、やはり負けた悔しさも一緒に共有してくれる指導者であれば、なお良いと私は思うのです。それこそ信頼度が増すと思うのです。

 

オリンピックの決勝まで進んで、その場面で負けて銀メダルになるというのは、3連覇を重ねていた吉田選手だからこそ、非常に価値のある銀メダルなのではないかと感じます。

 

金メダルを狙える実力だっただけに、吉田選手にとっては銀メダルでさえ悔しく、泣いてしまっていたぐらいなので、部外者が意見することは意味のないことだとも思います。周りの「頑張ったね!」という声や「銀でも立派だよ!」というような声が吉田選手にとっては余計に悔しいはずです。しかしながら、吉田選手に限っては、「よくやったね!」といった感情とは異なりますが、深みが増す良い銀メダルだと思うのです。

 

今後吉田選手、そして4連覇の伊調馨選手もいるので、厚みのあるレスリング指導が行われるように感じます。

 

まだまだ現役続行するかもしれませんが、いまから指導者としての吉田沙保里選手を期待してしまうのです。