アスパラガス日記

アスパラガスは根を育てるもの。明日に向けて自分の根を育てていく今日でありたい。今考えていることをブログに。

絶滅危惧種のうなぎにはうなぎ税を導入したらいいと思う。

f:id:asparadiary:20180204181728j:plain

うなぎの稚魚の収穫量が年々減っており、今期は前期の1%ほどの収穫量に落ち込んでしまったという報道がありました。この減少度は国内のみにとどまらず台湾、中国など日本がうなぎの稚魚を仕入れている場所でも同様ということです。

うなぎは絶滅危惧種に指定

うなぎ屋はもちろんのこと、スーパー、コンビニ、牛丼屋にまで、ありとあらゆる場所にうなぎはあふれています。うなぎはそれだけ国民食ということなのでしょうか。

 

しかし、その一方でうなぎは比較的安定した収穫量が見込める魚とは違い、絶滅危惧種に指定される生き物です。国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(東京都新宿区)が実施したニホンウナギ絶滅危惧種か知っているかどうか尋ねたアンケートでは4割の人が「知らない」と回答しています。

2018/01/11 ニホンウナギは“絶滅危惧種”「知らない」約4割、 “絶滅危惧種”と知った後「食べるのをやめる・減らす」 約2人に1人ーーウナギの消費に関する意識調査を実施 | 国際環境NGOグリーンピース

 

うなぎが絶滅危惧種であるという情報と、不漁を食い止める解決策はないのでしょうか?

 

うなぎにはうなぎ税導入を提案!

うなぎを食べている国はなにも日本だけではありませんが、全体の収穫量の約15%ほどは日本が消費しているということを述べる専門家もいるそうです。一昔前には日本が全体の7割を消費していた!?なんてときもあったみたいです。

 

うなぎが不漁を食い止めるにはどういう解決策が考えられるでしょうか?

一つはうなぎが絶滅危惧種であるという認知度を増やすこと。もう一つはうなぎの消費そのものを減らすことで解決できるのでは?と浅い考えに至りました。

 

それらの両方を一度に解決できる方法は、ずばり「うなぎ税」の導入です!

うなぎ1匹あたりに1000円ぐらい支払わなければならないという状況がもしあったなら、うなぎが絶滅危惧種であるという危機感もわかりやすく多くの人に伝わるだろうし、同時に食品スーパーなどでは値段の観点からうなぎの買い手が減少し、安さを求める牛丼屋などのチェーン店では今の価格にプラス1000円の商品をわざわざ取り扱おうとしなくなり、町中にうなぎがあふれることもなくなるはずです!

 

食べたい人は今までどおり食べられる値段であればOK!

正直なところ、絶滅危惧種なのにうなぎを食べているなんてけしからん!という考えでもなかったりします。たしかに、絶滅危惧種のうなぎがそのまま絶滅していなくなってしまったらもう食べられないわけで、この先の何十年、何百年先の人が食べられる機会を今の人々が奪ってしまうのはちょっと違うのかなという程度に思っているだけだったりします。

 

今いる生物を人間の思考で量をコントロールしていくというのは一つのエゴなのもかしれませんが、人が生物・植物を食べている生きている以上仕方のないことで、私たち人間は善者気取りしてはいけないのかなと思います。

 

だからこそ、食べたい人は今まで通り高くても食べる。2000円が3000円になろうと食べたいという人は食べると思うんです。一方でこれからは遠慮してほしいという人は低価格で食べている人たち。牛丼屋の780円ぐらいのうな丼とか安くてそれで十分かもしれないけど、うなぎの消費を過剰に増やし、今後のうなぎ収穫量を減らすおそれがあるという意味で、増税し、それでも食べたいというなら食べてもらい、そんなに高くなるというのなら食べないというなら我慢してもらうという感じになれば、うなぎ消費が減り不漁を緩和できるのかなと思いました。(うなぎを過剰に採っていることが必ずしもうなぎ不漁の原因ではないですが…)

 

で、高い税を支払いうなぎを食べている人たちから頂いた税金は、高いうなぎ税によってうなぎを食べられる機会を消失してしまった人々に、福祉として還元するという形にすれば色々上手くいくんじゃないかなと思います。

 

うなぎ屋なのに偽善者

うなぎの絶滅事情について調べていたら、こんなツイートを発見しました。

 どうやらとあるうなぎ屋さんの土用の丑の日を休業にするという旨のツイートみたいです。やはり土用の丑の日ということでいつもよりも大量の注文があることからの、忙しさ上の休業というわけですね。それは業務上メリットデメリット色々あると思うので休む選択肢は普通にあっていいことだと思いましたが、その後の文章が私はかなり気になりました。

又、近年のシラス(うなぎの稚魚)が環境の変化、乱獲で減少し続けています。
資源を大切に守り、日本の食文化”鰻”を未来のためにも残していかなくてはとの強い思いもあります。

https://twitter.com/ryu_/status/878490396673818624

は?資源を大切に守り、日本の食文化を残していくだと?????

 

うなぎ屋自体がうなぎ乱獲を少なからず誘導している事業者の一つだと思うのですが、この考えは一体?本当にこんなことを思っていたら、うなぎを毎日さばき客に出すなんてことは絶対にできないと思います。結局は自分もしくは自分たち経営者が、これからもうなぎ屋を続けていくための偽善的言論にすぎないです!

 

こんなツイートが1万以上いいね!もリツイートもされているようでは、日本でうなぎの絶滅を食い止めるなんてことができるはずがありません。

 

他の生物の命をいただいている以上、資源環境の保護だとか文化だとかという善者気取りの発言ではなく、単純に少しでも長くうなぎを食べていたいから、うなぎを保護しなければいけない!ぐらいに言えばいいと思います!!!

 

このうなぎ屋忙しいなら休んでもらって構わないけど、資源を大切に…どうこうが休業の理由として本当に存在しているのであれば、つべこべ言わず通常通りに開店しろ!って思いますね!

 

最後に

今回はうなぎの事例でしたが、うなぎにかかわらずこの世に存在する資源は、結局は早く生まれた人々が使いたいだけ使って、大した保護もせずに使い切ってしまうことがよくあると思います。

 

今は冬なので、寒い室内を暖めるのに灯油ストーブを使っているのですが、この灯油一つとってみても、もとからある資源を安く気軽に使い果たそうとしているのが現実です。自分たちが使うだけ使ったら、後の世代のことなんか気にしない。自分たちの子供・孫の世代ならぎりぎり考えられるかもしれませんが、それが200年、300年先のことまで配慮して使っている人なんて、そうはいないと思います。

 

資源を守るというのは一体何なのでしょうか?

 

本当に資源を守る必要性を感じているのであれば、今後なくなってしまうおそれのあるものを食べない・使わないという選択がとれるはずです。そして、形だけの保護なんかじゃなく、根本的なことから対策に乗り出そうとするはずです。

 

でも実際は、そんな根本からの対策ができるはずもなく、今ある資源に甘えて、それを簡単に使ってしまうのが人だと思います。必要な人の利権とか欲とか甘えとか様々なことが根本的な対策の試行を妨げていると思います。しかし、必死で生きている人々は弱い存在だと思うんです。楽なものがあれば飛びつき、おいしいものがあれば食べつくしてしまう。個人に委ねれば、そういう選択をしてしまう人が多いはずです。

 

 私自身もこの記事の中盤で「正直なところ、絶滅危惧種なのにうなぎを食べているなんてけしからん!という考えでもなかったりします。たしかに、絶滅危惧種のうなぎがそのまま絶滅していなくなってしまったらもう食べられないわけで、この先の何十年、何百年先の人が食べられる機会を今の人々が奪ってしまうのはちょっと違うのかなという程度に思っているだけだったりします。」なんて述べていましたが、周りの人が私に「うなぎをおごるから食べに行きましょう!」なんてふうに言われれば、後の世代の人云々を考えることもなく、ほいほいごちそうしてもらうと思うんです。私も絶滅危惧種の問題や今後なくなってしまうかもしれない現実を情報として得ていたとしても、偽善的発言しかできないほどの弱い人間です。

 

「資源を守るというのは一体何か?」

 

これの私が思う考えは、弱い個人が、自分の利益を優先してしまわないように、正しい絶対的な大きな存在が、ちゃんとしたルールを設けるということだと思うんです。そのルールがどういう目的でどう保護するのかは色んな方法があると思いますが、そのルールが制定されるまでには、ちいさなきっかけがいろんなところに噴出する必要があるんじゃないかなと思います。

 

命を奪い、いただいている身の登場人物みんなが偽善者であることは間違いないことだと思いますが、絶滅していなくなってしまうくらいなら何か対策はできないのかなと思って考えて記事を書いてみました。この記事がうなぎ絶滅危惧種問題を解決へと導く小さな小さなきっかけの一助となれば幸いです。

 

うなぎ問題を考える参考にすべき記事の紹介

nlab.itmedia.co.jp